パリ五輪の男子柔道60㎏に出場した永山竜樹選手について、誤審ともいえる判定が話題ですね。
日本人にとっては納得がいかないものですが、海外の反応はどうなのでしょうか?
ということで今回は、永山竜樹選手のパリ五輪疑惑の判定について、海外の反応をまとめてみました!
気になる方は是非ご覧ください!!
【パリ五輪】永山竜樹の敗退に物議
2024年パリ五輪で、柔道男子60㎏級に出場した永山竜樹さん。準々決勝で敗退したものの、最終的には3位に輝きました。
しかし、敗退した準々決勝での判定に、多くの人が疑問を抱いています。
『待て』がかかるもその後締め続ける
対戦相手のフランシスコ・ガリゴス選手(スペイン)は、寝技で締め技を仕掛けるも『待て』がかかります。
エリザベス・ゴンザレス氏(メキシコ)から「待て!」がかかる。ここで永山は力を緩めたが、その際にガルリゴスがさらに畳み掛けるように絞め技を続け、永山は失神。この場面、審判の「待て」があったにもかかわらず「一本」と認定したことが事の発端だ。
Yahoo!ニュースより
問題となっている映像がこちらです。
実際に締めているところは見えづらいですが、審判の『待て』がかかっているのは明らかですね。
永山竜樹選手にとって、かなり苦しい状況であったことは間違いないでしょう。実況のよく耐え抜いたというような解説からもわかります。
敗退した永山竜樹選手は納得できず、その後もしばらく畳を降りることができませんでした。
日本陣も、抗議の動きをしたようですが受け入れられず、敗退が決定しています。
日本は酷すぎるとの声が多数
これに対して、日本からは非難の声が続出しています。
柔道日本代表の永山竜樹選手。あの負け方は流石に可哀想、
— 紳士の音速🤖 (@sinshi_sonic) July 27, 2024
相手のガルリゴス選手は待てと指示が出たのにも関わらず絞技を続ける、
永山選手は待てと指示が出たので立とうとした。だがその絞技で失神してしまった。
それで審判は一本勝ちと判定する。
酷すぎるだろ#永山選手
柔道の永山竜樹選手の誤審は酷すぎる…あんなの殺人未遂じゃん…審判許せない…
— Izumi (@shizuku___izumi) July 27, 2024
柔道の永山竜樹選手かわいそうだったな
— 🤖 (@2atMgIRvwedP2Sg) July 27, 2024
審判はちゃんと仕事してほしい
- 酷すぎる
- かわいそう
といった声が確認できました。
オリンピックは4年に1度。永山竜樹選手の懸ける思いを考えると、言葉が出ないですね…
ちなみに、対戦相手のフランシスコ・ガリゴス選手は『待て』が聞こえなかったと語っています。
一方、当事者のガルリゴスは焦点の「待て」の指示を、「気づかなかった」とスペイン紙の取材に明かしている。
Yahoo!ニュースより
日本にとってはかなり残念な結果となってしまいました。納得できない方も多いのは当然ですね。
しかし、フラットな視点から判断するであろう海外の反応はどうなのでしょうか?
次で見ていきましょう。
永山竜樹はかわいそう?海外の反応は
「永山竜樹がスペイン人のガルリゴスの握手を拒否した」と海外でも炎上していた。ただしスレッドのタイトルはこう書かれているが、スペイン人以外は永山竜樹を指示していて安心。JUDOコミュニティの議論でも反則行為だと指摘されていたとのこと pic.twitter.com/c2xc8tnayG
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) July 28, 2024
Xでは海外の反応の一部をまとめている投稿もありました。
上記の画像を、それぞれ拡大してみます。
一連の行為や判定に、納得のいっていない方は一定数いるようです。
さらに、アメリカ版2チャンネルといわれる『reddit』での反応も確認できました。
日本語訳ですので、少し違和感があるところがありますが、今まで見た中で最悪の事件だと感じている人もいるようですね。
もちろん紹介したのは一部ですが、世界でも同じように思っている人がいることがわかりました。
ガリゴス選手のインスタにも批判の声
ガリゴス選手のインスタグラムは、喜びの声があると同時に、避難する声も多く出ていて炎上しているようです。
試合後、ガルリゴスは自身のインスタグラムに複数回にわたり、メダル獲得の喜びを動画で伝えるなどしたが、コメント欄は大炎上。
Yahoo!ニュースより
- 勝ってうれしいのか
- スポーツマンシップに反する行為だ
- 恥を知れ
など、厳しい声が止まないようです。日本人による投稿もありましたが、海外ファンからも厳しい声が出ていたとのこと。
スペインの反応
一方で、ガリゴス選手の国である、スペインの反応は対照的でした。
ガリゴス選手を称える声が多く出ています。
さらに、試合後に握手を拒否した永山竜樹選手を非難する声も確認できますね。
日本もスペインも、お互い自分の国の選手を応援したいのは当然ですから、こういった意識の違いが出ているのかもしれません。
ガリゴス選手は本当に故意だったのか
日本人の多くが納得できないところが、ガリゴス選手は故意にこの行為をしたという点だと思います。
聞こえなかった以上は、技を継続するのは当然ですね。残念ながら故意かどうかの証明は不可能と思われます。
また、今回の件ではこんな声もありました。
柔道って結構な頻度で審判の誤審が問題になるよね。
— nonnon🤫 (@nonnon15115599) July 29, 2024
審判の仕組みに問題があるんじゃない?
審判からの指示は、声援が大きい中では聞こえずらいものです。今回の件はその影響を大きく受けたということになるでしょう。
根本的なルール改正が必要だと感じる事案ですね。
残念ながら試合は終わってしまったので、結果自体は覆ることはないでしょう。
しかし、永山竜樹選手ご本人や応援している方のためにも、今回の出来事は簡単に終わらせていいものではありません。
今後の動向に期待しましょう!
【パリ五輪】永山竜樹がかわいそう!海外の反応まとめ|酷すぎるとの声は日本だけ?まとめ
今回は、永山竜樹選手のパリ五輪で起きた出来事について、海外の反応を調査してみました。
日本の我々と同様に、納得されていない方は多くいることがわかりました。
今後の永山竜樹選手はもちろん、柔道自体の動向についても注目が集まる出来事でした!